導入事例詳細

#24 工程集約とローダによる自動化で、高効率、コンパクトな生産ラインを構築!

平行2軸型CNC旋盤 MW120Ⅱ

お客様の課題

困っている作業員イラスト

より生産性が高い生産ラインを導入することで、自社の競争力を上げたい。

お客様が抱えておられる課題のポイント
  1. 現状は、旋盤2台、マシニングセンター1台を作業者がかけもちしている状態。
    そのため、作業効率が悪く、稼働率も思うように上がらず、競争力が無いと危機感を抱えている。  
  2. 対象ワークが異形で、複数工程を要するため、既述の複数の機械で加工している。
    しかし、この生産方法ではタイムバランスが悪く、場所も取る。
    競争力を上げるために自動化したいが、異形ワークのため自動化の最適な方法が分からない。

ムラテックからのご提案

ムラテックのフレキシブルなガントリーローダを採用し、現状の生産ラインをコンパクトに工程集約!
人の介在を極力減らし、生産性の高いラインを構築!

1.現状の加工工程の見直し

まず、現状の「旋盤2台、マシニングセンター1台」での加工工程の見直しを開始。
加工に関しては、ワンチャッキングで4方向の加工を実現できるインデックスチャックを採用し、1台に工程集約する案を提案しました。
また、工程を集約することで、1軸あたりのサイクルタイムは長くなりますが、
2軸旋盤で2軸同一加工をさせることで、ラインタクトを可能な限り短縮しました。

異形ワークの自動生産においては、通常は、ローダによるワークハンドリングが困難ですが、
弊社の「2方爪ローダ」で、スムーズなハンドリングを実現しました。

 

2.「2方爪ローダ」で、スムーズなハンドリングを実現

異形ワークの自動生産においては、通常は、ローダによるワークハンドリングが困難ですが、
弊社の「2方爪ローダ」で、スムーズなハンドリングを実現しました。

 

2方爪ローダ

3.安定稼働のため、切粉処理への対策実施

更に、安定稼働を実現するため、高圧クーラントポンプを採用し、
無人稼働の最大の阻害要因の1つである「切粉処理」への対策も実施しました。

導入後の成果

ローダを使用した生産体制に移行することで、従来の手扱いラインと比較し、安定した稼働が可能となりました。
作業者によるミスや、工程間でのワークの掴み替えによるばらつきが解消され、結果として生産性は大幅に向上しました。

お客様は、現状の3台の加工機をロボットで繋ぐ構想もお持ちでしたが、
弊社システムを採用することで、フロアスペースを約50%もコンパクトにできました。
その結果、単位面積あたりの生産性をが大幅に向上しました。

工場スペースの有効活用で、単位面積当たりの生産性が大幅に向上

製品情報はこちら

平行2軸型CNC旋盤 MW120Ⅱ

今回ご紹介した導入事例の製品は、 平行2軸型CNC旋盤「MW120Ⅱ」。

高剛性、高精度を保証するコラムタイプ/タレットバー構造をベースに、

2軸旋盤ならではのメリットを生かして生産合理化を実現します。

 

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

平行2軸型CNC旋盤 MW120Ⅱ

平行2軸型CNC旋盤「MW120Ⅱ」は、

最短1ヵ月で自動化生産を実現する即納機もございます。

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