#16
多品種ワークの自動量産体制の構築!
段取り時間削減のご提案!

#16 多品種ワークの自動量産体制の構築!段取り時間削減のご提案!

お客様の課題

困っている作業員イラスト

これまで単体手動機で加工していた多品種のワークをまとめて自動化し、生産効率を上げたい。

お客様が抱えておられる課題のポイント
  1. 対象ワークの形状/サイズ/生産量が異なり、段替え時間が多く、生産性の高い自動化が困難と思われる。
  2. 多品種の量産に対応すべく、複数台設備の導入を検討しているが、工場スペースに限りがある。

ムラテックからのご提案

Muratecの省段取り実績を多数採用し、多品種ワークの高効率自動化を実現!

1 . 段替えの低減 『 非稼働時間の短縮 』

Muratecでは、主軸チャック、刃物台、加工ツール、ガントリーローダ、搬入出ストッカー、すべての段替えが必要な箇所に省段取りアイテムを提案し、大幅な段替え時間削減を実現しました。

1日平均3回の治具段取りが必要で、200分の段取り時間が想定されていました。
これに対して、省段取りアイテムを多数採用することで、200分→85分へ段取り時間を削減できました。

1日8時間稼働のお客様だったため、段替えのみの非稼働時間41%→17%に短縮したことになります。

2 . 省段取りアイテムの紹介

●主軸チャック

 

クイックチェンジタイプのチャック爪を採用。

●刃物台

多ステーション化を採用し、多品種ワーク対応のツールレイアウトを構築。

●加工ツール

キャプトタイプの加工ツールを採用。

●ガントリーローダ

ロングストロークチャックと、クイックチェンジタイプのチャック爪を採用。

●搬入出ストッカー

段替え簡略化タイプを採用。

導入後の成果

1台の機械に加工工程を集約し、かつローダにて自動化できたことにより、作業者は実質品質チェックと粗材供給だけをすればよくなった。
⇒その為、時間に余裕ができた分、他の仕事をすることで、作業者の生産性が上がった。

自動化で安定して生産できるようになったため、これまでの手扱い生産よりも安定した出来高を実現できるようになった。

更新対象だった4台の機械に関しては、別の製品の生産に充当することで、結果的にトータルでの設備投資額を抑えることができた。

従来の生産ラインと比べて、50%の占有面積を削減できたことで、面積生産性が格段に向上した。

製品情報はこちら

正面型ターニングセンタ MD120Ⅱ

今回ご紹介した導入事例の製品は、正面型ターニングセンタ「MD120Ⅱ」。

■あらゆる加工形態にジャストフィット!
■ミーリング加工能力を強化。
■加工形態、ラインタクトに合わせ最適なシステムを構築。

 

ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください

正面型ターニングセンタ MD120Ⅱは、

最短1ヵ月で自動化生産を実現する即納機ライナップもございます。

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