2種類の大型ワークを生産しているが、ワーク脱着と段取り替えに工数が掛かり、なかなか機械稼働率が上がらない…。
増産を求められているため、稼働率の高い設備で対応したい。
回転工具(ミリング)機能付き平行2軸型CNC旋盤「MW400」で工程集約!
左右主軸でそれぞれ別ワークを加工することで、ワーク切り替え自体も不要に。
さらにムラテック内製ローダを利用することで“大型・重量ワークの脱着、素材搬入・完成品搬出も全て自動化”!
今回のケースでは、機械の稼働率に大きく影響している要素を「生産設備」「ワーク脱着作業」「ワーク切り替え作業」の3点に分けて検討しております。
回転工具機能が搭載可能なMW400へ置き換えていただくことで1台へと集約。
旋盤、マシニングと複数台管理されるオペレータの負担を軽減し、簡潔な管理を実現しました。
MW400に加え、ムラテック内製ローダを搭載する事で最大15インチ、25kgまで※1のワークの自動搬送を実現。
作業リスクも高く、負担の大きかった脱着作業を解消するだけでなく、素材・加工品の入れ替えを自動化し、機械の待ち時間を最小限に留めています。
※1 機種・仕様によって可搬重量は異なります。
そもそも切り替え自体が不要となるように検討し、左右主軸で別ワークを加工できる仕様としています。
これに合わせ、ムラテック内製のストッカーを機械両脇に設置し、ワーク素材・完成品をそれぞれ管理。
機械左側はAワーク、右側はBワークで完結できるような独自サイクルを組み込みました。
また、今回はシングルローダでのご提供でしたので、ローダ爪(治具)もムラテック社内で設計し、2種のワークで共用できる形としております。
今回ご紹介した導入事例の製品は、 平行2軸型CNC旋盤 「MW400」。
大径ワーク・重量ワーク等の大物チャックワークを対象に、角形スライドとタレットバー構造を採用し、高い剛性と安定した重切削を実現する製品です。
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