#18
1台の機械で2種類の大型ワークを同時生産!
多彩なローダサイクルをご用意できる、
ムラテックならではのご提案

#18 1台の機械で2種類の大型ワークを同時生産!
多彩なローダサイクルをご用意できる、ムラテックならではのご提案

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お客様の課題

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2種類の大型ワークを生産しているが、ワーク脱着と段取り替えに工数が掛かり、なかなか機械稼働率が上がらない…。

増産を求められているため、稼働率の高い設備で対応したい。

お客様が抱えておられる課題のポイント
  1. 旋盤1台+マシニング1台を使っているが、待ち時間が多く機械の稼働率が低い状態。
  2. 主チャックへのワーク脱着はクレーン(ホイスト)を使っており、オペレータの負担も大きく、また作業リスクがある。
  3. ワーク切り替え時は都度の段替え作業が必要なため、ロスしている時間が多い。

ムラテックからのご提案

回転工具(ミリング)機能付き平行2軸型CNC旋盤「MW400」で工程集約!

左右主軸でそれぞれ別ワークを加工することで、ワーク切り替え自体も不要に。

さらにムラテック内製ローダを利用することで“大型・重量ワークの脱着、素材搬入・完成品搬出も全て自動化”!

今回のケースでは、機械の稼働率に大きく影響している要素を「生産設備」「ワーク脱着作業」「ワーク切り替え作業」の3点に分けて検討しております。

1 . 生産設備

回転工具機能が搭載可能なMW400へ置き換えていただくことで1台へと集約。
旋盤、マシニングと複数台管理されるオペレータの負担を軽減し、簡潔な管理を実現しました。

2 . ワーク脱着作業

MW400に加え、ムラテック内製ローダを搭載する事で最大15インチ、25kgまで※1のワークの自動搬送を実現。
作業リスクも高く、負担の大きかった脱着作業を解消するだけでなく、素材・加工品の入れ替えを自動化し、機械の待ち時間を最小限に留めています。 

※1 機種・仕様によって可搬重量は異なります。

3 . ワーク切り替え作業

そもそも切り替え自体が不要となるように検討し、左右主軸で別ワークを加工できる仕様としています。
これに合わせ、ムラテック内製のストッカーを機械両脇に設置し、ワーク素材・完成品をそれぞれ管理。
機械左側はAワーク、右側はBワークで完結できるような独自サイクルを組み込みました。
また、今回はシングルローダでのご提供でしたので、ローダ爪(治具)もムラテック社内で設計し、2種のワークで共用できる形としております。

※関連事例:ツインローダ仕様での異種ワーク同時生産に関してはコチラから

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導入後の成果

ワーク脱着や工程間搬送など、オペレータが時間を取られていた作業を、ローダでの自動化で解消。                    オペレータの負担を軽減するだけでなく、機械の待ち時間も大幅に削減。

 

単純に工程集約をするだけではなく、2種類のワークを1台で同時生産することで、段替え作業が不要となり機械稼働率が大幅に向上。     また、設備コストだけではなく、フロア面積生産性においても大きく改善。

製品情報はこちら

平行2軸型CNC旋盤 「MW400」

今回ご紹介した導入事例の製品は、 平行2軸型CNC旋盤 「MW400」。
大径ワーク・重量ワーク等の大物チャックワークを対象に、角形スライドとタレットバー構造を採用し、高い剛性と安定した重切削を実現する製品です。

 

 

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