分割されたワークをワンチャックで加工するために、どうしても毎回手締めでチャッキングを行う必要がある。負担も大きいので改善したい...。
今回は改善に向けて具体的なビジョンが浮かばず、お困りとのことでご相談頂きました。
ワークを実際に拝見しつつ、「設計会議」⇒「手作業解消構想の決定」⇒「実機検証」と段階を踏み、ムラテックの自動化技術をご提供しました。
ムラテックではツーリング・チャッキング・機械本体・搬送と設計部門が独立して存在しており、案件別で会議をおこなっております。
今回の案件でも手締めチャッキングそのものを無くすためにどうすれば良いのか… という観点から、専門家同士での意見交換や、過去30,000台以上の実績から 利用出来そうなアイデアの掘り返しも進めました。
チャッキング設計と搬送設計が中心となり、合同検討が進捗。
最終的に主軸チャック治具のアレンジに合わせ、ムラテックのガントリーローダを活用することで手作業の解消が可能、との構想案が出てまいりました。
ローダチャックは2方爪方式を採用し、自動搬送の安定感と主軸チャックとの取り回しを両立しました。
今回、お客様から素材をご支給頂けたため事前の実機検証もおこないました。
机上設計に加え、実物確認も並行することで設計精度を追求することができました。
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