
工場内の空きスペースがほとんどないのに、旋盤工程の自動化ができるのか・・・。
設備購入の都度、工場に詰め込んできた結果、工場内の空きスペースが極めて限られてきた。
そのような状況ではあるが、旋盤を新たに導入し、工程の自動化を図りたいと考えている。
設置予定の場所は、加工設備単体であれば問題ないが、床置きが前提のロボットハンドを併設するにはスペースが不足してしまう。
ローダ付きの設備であればあるいは…といったところだが、その他にも、表面加工後の仕掛品を一時保管する場所が確保できないという別の課題もある。
どちらも解決できる自動化手段はないだろうか…。
こうした課題に対し、ムラテックでは「表裏加工が可能な1軸旋盤」をご提案しました。
ローダ付き旋盤と、1台のストッカーで搬入と搬出の両方を兼ねる構成は、弊社で標準的に採用している仕様です。
今回はさらに、ローダのレール上にワークの表裏反転機を追加搭載することで、
限られたスペースでも対応可能な、独自の加工およびローダサイクルを実現しています。
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