#39
【厄介な内径切粉づまり】
長く伸びてつまってしまいがちな内径切粉への対策

#39
【厄介な内径切粉づまり】
長く伸びてつまってしまいがちな内径切粉への対策

お客様の課題

お客様が抱えておられる課題のポイント

筒型ワークの切削加工を行っているが、材質が粘り気のある金属のため切粉処理に悩んでいる。
内径を削る際、スパイラル状に切粉が長く伸びてそのまま残ってしまう事が多々あり、加工中の過負荷検知で機械停止してしまう場合もある。
また、加工自体に問題がなくとも、切粉が内径に挟まったまま完成品として排出されることもあり、有効な対策案が見いだせずにいた。

ムラテックからのご提案

本件のご相談を受け、ムラテックのアフターサポートチームにて検討を実施。
切粉排出を「主軸内径スルー方式」に変更するプランをご提案しました。
主軸シリンダを空洞にし、機械背面まで伸ばすことで排出経路を確保。
その上で中空チャックを用いることで、長く伸びた切粉を加工室内へ落とすことなく、そのまま機械後方へ排出する仕組みです。
切粉を押し出す際は、内径加工時に刃物から出てくるエアやクーラントを利用するため、加工と同時に切粉処理を行うことが可能です。

導入後の成果

上記アイデアを用いる事で、内径切粉が要因で起こっていたトラブルが解消されました。

長い切粉への対策として細断を行う方法もありますが、インサートの再選定や高圧クーラントシステムの利用といった対応が求められます。また、良好な成果が得られるかどうかは、何度もトライを重ねて観察しなければなりません。

一方、今回のムラテック案では切粉自体に手を加えず、あえて長い状態のままで排出できるようにしています。そのため、条件出しや設備追加にかかる費用、対策作業の工数を抑えられる場合があります。

もし同様のお困り事がございましたら、お気兼ねなくご相談ください。

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