Customer Interview
タカラスタンダード株式会社様

内製化のさらにその先へ
ムラテックのファイバーレーザ加工機を選んだ理由

お客様のご紹介

タカラスタンダード株式会社様

●会社概要

【本社】大阪市城東区鴫野東1丁目2番1号
【名古屋工場】愛知県名古屋市東区矢田3丁目5番30号
【業種】総合住宅設備機器の製造・販売
【URL】https://www.takara-standard.co.jp/
【納入設備】
・ファイバーレーザ加工機LS2512GC+レーザストッカシステムFS2512TL
・プレスブレーキ BB6020×3
・CAD/CAMシステム CAMPATH G4 Advanced

※今回訪問した名古屋工場様での実績となります。

タカラスタンダード株式会社(大阪府)は、1912年に創業された、システムキッチンや浴室、洗面化粧台などの住宅設備機器の製造・販売を手掛ける総合住宅設備機器メーカーでいらっしゃいます。
100年以上にわたり培われた独自の「高品位ホーロー」技術を活かした製品開発を強みとし、快適で機能性の高い住空間づくりを支えてこられました。
実際の製品は全国約160ヶ所のショールームにて、専属のアドバイザーの皆様のご案内の元、ご覧いただくことが可能です。

弊社とは長年にわたりお取引があり、各工場において板金加工機械や自動倉庫をご活用いただいております。
今回は名古屋工場を訪問し、設備導入の背景や実際の使用感について、 生産課マネージャー 萩野 様、 生産課 黒田 様 にお話を伺いました。

導入のきっかけ

インタビューをする女性

ムラテック

名古屋工場様でファイバーレーザ加工機を採用されたのは初めてとのことですが、経緯を教えてください。

工場内で部品在庫を多数抱えており、生産体制も含めて全体管理の改善を進めていたのがきっかけです。
名古屋工場では元々ブランク加工設備を保有しておらず、仕上げ加工を対応する体制を取っていました。
そのため、協力企業や他拠点からの部品納期や、万が一の製品不良への対応を考慮し、安全在庫を高めに設定していました。
ただ、その在庫管理も標準品・共用部品だけであれば良いのですが、オプション部品も非常に多く、仕掛品の管理や置き場の確保が非常に厳しくなります。
名古屋工場が加工機能を保有すれば、部品のリードタイムを短くするだけでなく、オプション品も状況に応じて必要な分だけ在庫保有することが出来るため、管理が楽になるのではないかと考えた次第です。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

ブランク加工設備にしても、何でも良いというわけではなく、多品種に対応が可能かつ振動・騒音対策も兼ねられるという条件が必須でした。
本日周辺をご覧いただいたかと思いますが、工場近隣が年々住宅街に変化しており、タレットパンチプレス等の振動が出る設備は近隣の皆様への配慮が必要であり、長年の課題となっていました。
そういった点も含め、レーザー加工機の導入がベストだと判断しました。

タカラスタンダード
黒田 様

インタビューをする女性

ムラテック

ありがとうございます。
ご検討の中で、弊社のファイバーレーザ加工機に決めていただいた理由はどういった点でしょうか?

機械サイズと薄板加工への対応可否の2点が主な理由です。
使用する板材や設置スペースの兼ね合いからも4"×8"サイズが対応可能な機械を探していたのですが、それよりも一回り大きな設備しか見つかりませんでした。
ムラテックではコンパクトな機種もラインナップしてくれているので、選定時に非常に助かっています。
また、機種提案と合わせ、0.6~0.8mmの薄板も搬送対応可能と回答頂けたので、そちらもより安心できる判断材料となりました。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

導入後の効果

インタビューをする女性

ムラテック

当社製品を導入後、どのような変化がありましたか?

元々の狙い通り、部品の内製化も実現出来ましたし、コストダウンも合わせて達成出来ました。
これだけ多くの部品を一貫して生産出来るようになったのも、この設備のおかげだと感じています。
もっと欲を言えば、製品と残材のバラシも自動化出来れば良いなとも思っています。
ムラテックの搬送装置には、実際そういった機能の付いた機種もあるとは聞いているのですが、現状よりも設置スペースが必要になるので、そちらを確保するのが今後の課題ですかね。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

加工の観点からですと、ホーロー鋼板でのエアカットについて非常に効果を感じています。
ムラテックのレーザーはエネルギー密度が高く加工品質が良いと聞いていましたが、レーザー切断後のドロス(バリ)量も最小限に抑えられており、後工程でのドロス処理も不要です。
事前に加工テストは頂いたのですが、実際に導入してからも安定しているのは非常に心強いです。

タカラスタンダード
黒田 様

インタビューをする女性

ムラテック

ありがとうございます。
薄板加工が多い御社ですと、ドロス量は品質に直結してきますよね。

まさにその通りで、剣山に付着するドロスには細心の注意を払っています。
薄板では剣山上の凹凸量が少なくても大きな影響を受けやすいので、清掃は毎日注意深く行っています。
レーザー加工機を運用する上で、ここは改善の余地があるかなと思っています。

タカラスタンダード
黒田 様

インタビューをする女性

ムラテック

剣山ドロスについては弊社も引き続き改善・除去手段を検討していきます。
ところで、弊社のソフトウェア関係はいかがでしょう?
機械本体と一緒にご購入いただいていると伺っております。

CAMPATH G4 Advancedの一括自動処理は特に活躍してくれていますね。
とにかく部品種類が多いので、製品組合せによって一括で自動ネスティングしてくれるのは助かっています。
また、それだけでなくネスティングルールを一般的な「歩留まり」優先ではなく、「製品優先度」基準で設定できる点も大きな利点だと思います。
歩留まり優先よりも効率は落ちますが、優先順位の高い部品は確実に割り当てしつつ、残りの素材スペースに共通部品を配置することで歩留まり率を最大化してくれるのは有難いです。
我々のように、部品の中でロット数に大きく差がある多品種生産ラインには欠かせないシステムと実感しています。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

今後のビジョン

インタビューをする女性

ムラテック

タカラスタンダード様の今後の展望や挑戦について教えてください。

ファイバーレーザ加工機を導入したことで、我々の中で新たな生産体制を確立出来たと感じています。
現時点でもかなりの効果を実感していますが、弊社の製品・種類はお客様のニーズに合わせ、今後もさらに拡大していきます。
それに伴い、より効率化・自動化が生産ラインには求められていきますので、レーザー加工機を核として発展させていく必要があるとも考えています。
先ほどお伝えした製品と残材のバラシだけでなく、AGVやAMRによる部材供給・搬送など、未来を見据えた製造ラインに出来るよう、引き続き進化させていきたいですね。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

ーさいごに

今回は、タカラスタンダード株式会社 名古屋工場 様にインタビューをいたしました。

この度は、ご協力頂き誠にありがとうございました。

今後とも、ムラテックをよろしくお願いいたします。

インタビューオフショット

インタビューをする女性

ムラテック

本当にたくさんの部品を生産されていらっしゃいますね。
こちらは最終的にどういった製品になるのでしょうか?

そちらはキッチン用の引き出しに使用される部品ですね。
ちょうどサンプルで組み立てている物が有りますので、良かったらご覧ください。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

インタビューをする女性

ムラテック

ありがとうございます、製品のイメージが出来ました。
表面処理されているのが御社の独自技術である「高品位ホーロー」でしょうか?

そうです、弊社が100年以上研究を続けてきた技術になります。
ちなみにですが、工場の壁面もホーロー処理をしていますので帰りがけにでも見てみてください。

タカラスタンダード
マネージャー
萩野 様

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